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Raspberry Pi にCoderをインストールして遊んでみた part 3

2013年9月23日月曜日
前回は、日本語対応について書きました。
第3回は、ディスクサイズの拡張とGUIの起動設定、オーバクロックの設定について書きたいと思います。

作業の流れ

5ステップ構成になっております。
※太字の番号は、パート1に書きました。
  1. Coder image のダウンロード
  2. SDカードに書き込み
  3. Raspberry Pi のセットアップ
  4. 無線LANの設定(有線のときは不要)
  5. Coderの利用

用意するもの

  1. Raspberry Pi
  2. SDカード(推奨は4GB)
  3. ディスプレイ
  4. キーボード
  5. マウス
  6. 電源アダプタ(スマホの充電器で代用可能)
  7. 無線LAN(有線で使用する場合は不要)
  8. SDカードに焼き込むパソコン(Macbook Pro OSX 10.8.5)

ステップ3 Raspberry Piのセットアップ(その2)

ディスクサイズの拡張

この設定は、通常4GBより大きいSDカードにイメージを書き込んだときに使用します。
ダウンロードしてきたイメージは、認識できるディスクサイズが4GBで構築されています。そのまま使おうとすると空きディスク領域が1GBしかありません。
空きディスク領域が足りないなと思う方はこの設定を行ってください。

メインメニューから「1 Expand Filesystem」を選択
<Ok>を選択

GUI起動モード

初期設定では、コマンドラインベースのインターフェースCUI(Character-bases User Interface)を使う設定になっています。
Windowsのようにマウスを使ったインターフェースGUIGraphical User Interface)を使いたいんだ!という方は、この設定を行い、GUIで起動できるように設定してください。
なお、CUIでもログイン後、コマンドラインに「startx」と入力することで、GUIの画面を使うことができるようになります。

メインメニューから「3 Enabled to Desktop」を選択
<Yes>を選択


オーバークロックの設定

オーバークロックは、Raspberry Pi 毎に耐えられる周波数が異なるようです。(詳細解らず)
僕のRaspberry Piでは、Turboモードで動きましたが、もしかすると動かなくなる可能性もありますので、自己責任でお願い致します。

メインメニューから「7 Overcrock」を選択

「<Ok>」を選択

どの程度オーバークロックするのか選択
※最初は、「Medest」から始めてひとつずつ設定を変えることをおすすめします。

「<Ok>」を選択

「<Ok>」を選択
1分時程で設定が完了し、メインメニューに戻ります


設定を反映させるには…

メインメニューから「<Finish>」を選択

自動で再起動しないときは、「reboot」と入力後、Enterを押します。



以上で、Raspberry Pi の初期設定が完了となります。
今回説明しなかった設定項目は、そのうち調査して書きます。
次回は、Raspberry Pi でWLANを使う方法について、書きたいと思います。

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Raspberry Pi にCoderをインストールして遊んでみた part 2

2013年9月23日月曜日
前回は、Coderの概要とSDカードにOSを書き込むところまでの手順を書きました。
第2回は、Raspberry Pi の設定について書こうと思います。
ただし、説明が長くなってしまうので、今回は、「日本語対応」のみ書きます。

次回は、Raspberry Pi のセットアップ(その2)として、ディスクの拡張とオーバークロックの設定について書きます。

作業の流れ

5ステップ構成になっております。
※太字の番号は、パート1に書いております。
  1. Coder image のダウンロード
  2. SDカードに書き込み
  3. Raspberry Pi のセットアップ
  4. 無線LANの設定(有線のときは不要)
  5. Coderの利用

用意するもの

  1. Raspberry Pi
  2. SDカード(推奨は4GB)
  3. ディスプレイ
  4. キーボード
  5. マウス
  6. 電源アダプタ(スマホの充電器で代用可能)
  7. 無線LAN(有線で使用する場合は不要)
  8. SDカードに焼き込むパソコン(Macbook Pro OSX 10.8.5)

ステップ3 Raspberry Piのセットアップ(その1)

ディスプレイや、マウスなどなど、必要なモノをRaspberry Piに接続して電源を接続。
しばらくすると Raspberry Pi の設定画面が起動します。

表 メインメニュー
1 Expand Filesytem Coderで使えるディスクの領域を最大まで増やします。 この作業をしないとディスクサイズが4GBまでしか認識されなくなります。
2 Change User Password ログインのパスワードを変更します。
3 Enable Boot to Desktop 起動したとに表示する画面モードを設定します。
4 Internationalisation Options 使用する言語やキーボード配列などを設定します。 起動直後は、設定が英語になっているので、日本語で使いたい場合はこちらの項目で設定変更が可能です。
5 Enable Camera カメラを有効にします。
6 Add to Rastrack RastrackというRaspberry Piの普及状況を調査するツールらしいのですが、詳しは分かりません。
公式サイトがあるのでこちらを参照お願い致します。
7 OverClock Raspberry Pi をオーバークロックします。 オーバークロックって何?という方はWikipediaを参照して頂ければと思います。
8 Advanced Options コンピュータ名の変更や、SSHを有効にするなどの設定をします。
9 About respi-config 設定画面の説明が書かれています。

言語設定

メインメニューから「4 Internationalisation Options」を選択
「I1 Change Locale」を選択

言語の一覧が表示されるので「ja_JP.UTF-8 UTF-8」にカーソルを合わせてスペースキー
「*」マークが付いていることを確認して<Ok>(TABキーで移動)

「ja_JP.UTF-8」を選択
数分時間がかかりますが、設定が完了するとメインメニューに戻ります


タイムゾーン設定

タイムゾーンの設定を変更して、Raspberry Piの時刻を日本時間に設定します。

メインメニューから「4 Internationalisation Options」を選択
「I2 Change Timezone」を選択

「Asia」を選択

「Tokyo」を選択
1分程すると設定が完了し、メインメニューに戻ります

キーボードレイアウトの設定

キーボードのレイアウトを日本語に変更します。
初期設定では、英語になっているので@や-、=などの記号の入力方法が異なります。
※キーボードレイアウトを変更する前にパスワード変更している場合は注意してください。

メインメニューから「4 Internationalisation Options」を選択
「I3 Change Keyboard Layout」を選択

自分が使っているキーボードを選択
(僕は、Microsoft Comfort Keyboard 2000を使っているので同じものを選択)

最初は英語のみの表示となっているので「Other」を選択 

「Japanese」を選択

 「Japanese」を選択

「The default for the keyboard layout」を選択

「No compose key」を選択

 「No」を選択
数分程すると設定が完了し、メインメニューに戻ります


ここまでが、日本語に対応する方法です。
part3では、オーバクロックの設定方法と、ディスクサイズ拡張の方法について書きます。
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Raspberry Pi にCoderをインストールして遊んでみた part 1

2013年9月23日月曜日
最近、TwitterなどのSNSで見かける「Coder」をセットアップしてみたのでメモ

Coder とは?

Google Creative Labsの新しいプロジェクトだそうで、教育者や親が子供たちに「ウェブ開発の基礎」を教えることを目的にしているらしい。
→記事はこちら

子供たちにウェブ「ウェブ開発の基礎」を教えるとは?
まずは、当たってみねばと思い、
早速手持ちのRaspberry Pi にインストールをしました。

作業の流れ

5ステップ構成になっております。
  1. Coder image のダウンロード
  2. SDカードに書き込み
  3. Raspberry Pi のセットアップ
  4. 無線LANの設定(有線のときは不要)
  5. Coderの利用

用意するもの

  1. Raspberry Pi
  2. SDカード(推奨は4GB)
  3. ディスプレイ
  4. キーボード
  5. マウス
  6. 電源アダプタ(スマホの充電器で代用可能)
  7. 無線LAN(有線で使用する場合は不要)
  8. SDカードに焼き込むパソコン(Macbook Pro OSX 10.8.5)

ステップ1 CoderImageのダウンロード

Coderのサイトからzipファイルに圧縮されたImageファイルをダウンロードすることができます。
ダウンロードしたら好きな場所に解凍しておきます。


ステップ2 SDカード

解凍して作成されたフォルダ内の「rasi.img」をSDカードに書き込みます。

デバイスの確認

diskutilコマンドを使ってSDカードのデバイスを確認し、アンマウントしておきます。
diskutil list
/dev/disk0
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *500.3 GB   disk0
   1:                        EFI                         209.7 MB   disk0s1
   2:                  Apple_HFS Macintosh HD            499.4 GB   disk0s2
   3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3
/dev/disk2
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *2.0 TB     disk2
   1:                        EFI                         209.7 MB   disk2s1
   2:                  Apple_HFS Time Machine バッ...    2.0 TB     disk2s2
/dev/disk3 ← SDカードのデバイス
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *8.0 GB     disk3
   1:                 DOS_FAT_32 PIDORA                  8.0 GB     disk3s1

diskutil umountDisk /dev/disk3 ← 自分の環境では disk3 でした


SDカードへのイメージ書き込み

 Download ディレクトリに解凍しました。
cd Downloads/coder_v0.4
sudo dd if=raspi.img of=/dev/disk3 bs=1m


長くなるので、今回はここまでにします。
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第伍回 CoderDojo Sendai 活動報告

2013年9月4日水曜日
8月31日に開催したCoderDojoの1場面!
初めて参加の子が3人、常連が2人。満員参加ありがとうございました!

参加してくれたお子さん達がめちゃめちゃアクティブであまりのうれしさに自分がしゃべりすぎるという失態をおかしたものの。覚えがいいので、予定の倍の事が説明出来ました。(次回は何をしようか…

常連メンバーにもそろそろ別の事を説明して、表現の幅を広げて欲しいので嬉しい悩みが付きない1日となりました。

東京でもらってきたプレゼントも子供たちに見せることができました。
どんくらいすごいのかは、大きくなったら理解ると思うので、そのときまでは、Scratchを楽しんでください。

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